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リフォームのトラブルを事前に避けるためには、契約時や工事が始まる前の対策が重要です。
弁護士ドットコムという弁護士の先生に相談するサイトでも、多くのリフォーム問題が掲載されています。
自宅マンションのリフォーム工事をしてもらいましたが、想像していものとはまるで違う内容の工事をされました。契約書はなく見積もりをもらって半額だけ入金しています。工事の内容に不満がある場合でも全額入金する必要があるのでしょうか?
引用:https://www.bengo4.com/c_1012/c_9/c_1299/b_232395/
実際にこのような問題があっているので、契約書を交わしてのリフォームは必須です。また、見積もりや依頼内容のメールなども保存しておくことをおすすめします。
トラブル回避のための5つの対策
お風呂リフォームではトラブルが起こる可能性をゼロにすることは残念ながらできません。満足のいくリフォームにする為には、トラブルに備えて、5つの対策を行いましょう。
ここではお風呂リフォームでよくあるトラブルとその防止策、またリフォーム会社がミスをした時の金銭保障をどのくらい請求するべきかを解説します。
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お風呂リフォームの工事中に起こるトラブルは、多くが家の物が壊れたり汚れたりすることです。
これに備えて、家の写真を撮っておいたり、汚れないようにしっかりと養生されているかを確認したりすることは大切で、トラブルになりそうな職人が来ていないかを確認することも必要でしょう。
また、浴室の解体後には落下して怪我をする可能性もあります。お風呂リフォームの工事中に気をつける点は、いかにトラブルを回避するか、トラブルになった時の準備をしておくかにつきます。
施工前の写真を必ず撮っておく
リフォームする場所だけでなく、職人が通る廊下や玄関なども写真に撮っておきましょう。
それは、リフォーム箇所以外のところが壊れたり汚れたりするトラブルが多いからです。業者がきちんと対応してくれれば良いですが、工事中についた傷かわからないなどと言われる事もあります。
元々あった傷かどうかなど、写真がなければ証明のしようがありません。ですので、これは念のためですが写真は撮っておいた方が無難です。
写真は全体とアップで撮りましょう。小さい傷くらいなら気にしないのであれば、引いて撮ったものが何枚かあれば良いかと思います。アップだけの写真では、本当にこの家かという証明が難しくなるので、全体の写真は必ず必要です。
普通は傷がついた時点で業者はお客さんに報告し、対応を相談しますが、中にはお客さんから言われるまで黙っている業者もいます。
また、業者自身も気がついていない場合もあるので、養生が外れた時点で一通り傷がないか、汚れがないかをチェックはしましょう。
もちろん傷や汚れがつかない為に、職人が通る廊下などを養生するのですが、養生が不十分であったり、十分であっても工具を落としてしまったりで、汚れたり傷がつくことはあります。養生シートを留めていたテープが原因で、廊下が傷ついたという事例もありますので、安心し過ぎるのは良くありません。
解体時の養生はしっかりしているか
解体工事が始まる前に、養生がしっかりされているかを確認した方がいいでしょう。
それは、お風呂のリフォームで汚れを特に気にしなければいけないのは、浴室の解体時だからです。解体工事中はかなりの埃とチリが出ます。
ユニットバスからユニットバスへのリフォームならそんなに汚れはしませんが、タイル張りのお風呂からユニットバスへのリフォームなら注意が必要です。
タイル張りのお風呂の解体には、ハンマーと呼ばれる電動工具を使用します。これはタイルに振動を与えて壊していくもので、この衝撃でホコリやチリが舞い上がります。
それを防ぐ為に、通常はカーテンのように透明のビニールを張って、職人の通り道以外には埃やチリが飛ばないようにしますが、これが不十分であれば他の部屋などに埃やチリが舞い込んでしまうのです。
廊下などを傷つけない為の養生がしっかりされているかを、チェックするのはなかなか難しく、しっかり養生されていても、大きな工具を落とせば傷はついてしまいます。
しかし、ホコリやチリが入って来ないようにしっかり閉じられているかをチェックすることは、それほど難しくはありません。
床下への落下に注意
リフォームの工事中、特に解体後は落下して怪我をする可能性があるので注意してください。
浴室を解体するとポッカリと空間ができ、そこには床下までの段差があります。段差は家によってまちまちですが、だいたい30cm~50cmくらいはあります。
大人でもなかなかの段差ですし、小さいお子さんは落下して怪我をする恐れもあります。浴室の解体後も、脱衣場の洗面化粧台を生活で使用することも多く、完全に立ち入り出来なくすることは難しいです。
覗き込んで落ちてしまうことは希にあります。「どうなっているか見てみよう」と安全に降りても、解体後には突起物があることもあるのでやはり危険です。
「大手のリフォーム会社なら社員教育も徹底しているし、会社の名前に傷を付けるようなことはしないだろう。」と思われる方も多いですが、これには間違いも含まれています。
大手のリフォーム会社ならトラブルになったからといって、雑な仕事をしたり、現場を放り出すことはもちろんないでしょう。
しかし、大手であるが故に融通が効かないという部分があるのも事実です。
大手のリフォームメーカーの場合、たくさんの下請け業者がいるので、本部が把握できていないということもあります。
大手だからきっちりしているのは間違いありませんが、それが依頼者側に都合が良いとは限らないのです。
完全なリフォーム会社のミスがあった場合、リフォーム会社には依頼者が被った損失を保証する義務があります。
ここではそんなケースでの対処法と、リフォーム会社との交渉について少しご紹介したいと思います。
頼んだ仕様と違う
ユニットバスの工事に限らずですが、仕上がりが頼んだ仕様と違うというトラブルはリフォーム工事では稀にあります。
これを防ぐためには、契約の時点で『何がどういう仕上がりになるか』ということをリフォーム会社と書面で確認することが大事です。
このトラブルの多くは「聞いていた内容と違う」「いえ、話していた通りにやっています」という認識の相違から起こります。
これは工事を依頼した側の「こう言ったからこうしてくれるはず」という思い込みや、工事を受けた側の「あそこはこう言っていたので、ここはこの仕上がりで大丈夫だろう」という思い込みから発生します。
契約時に書面でしっかりと内容が書き記されていた場合のみ有効です。契約書はしっかりと保管しておくこと。
もしこういった工事の詳細をしっかり確認していたにも関わらず、違う仕様でリフォーム会社が仕上げたのであれば、そこはしっかりと主張して希望した通りの内容に変更してもらうべきです。
リフォーム会社の対応にもよりますが、多くの場合『言った言わない』の世界になってしまうので、解決しないままトラブルだけが大きくなってしまう場合もあります。
ですので、契約時にはしっかりと内容を確認し、仕様などはお互いが確認できる書面で残すということが非常に重要です。
ユニットバスが入らない
これは決してよくある事ではありませんが、発注ミスや最初の現場調査での採寸ミスによって、届いたユニットバスが入らないというケースはあります。
これが起こってしまうともうどうしようもありませんので、新たにユニットバスを発注してそれが届くまで待つしかないという事になってしまいます。
これは完全にリフォーム会社のミスなので、もしそうなってしまった時には諦めるしかない話ではありますが、大切なのは工事が終わるまでリフォーム会社がどういった保障をしてくれるかという部分です。
ユニットバスは発注してから届くまで通常2週間かかります。
トラブルが起こっているので何とか早くしてくれとメーカーに頼んだところで、メーカーは特別な対応をしてくれません。
よっぽどそのリフォーム会社がメーカーと太いパイプを持っていれば別の話ですが、ユニットバスが入らないということが発覚してから、少なくとも2週間は家でお風呂に入れないということになるでしょう。
こういった事態になった時にどこまでの補償を求めるかというのは難しいところですが、最低ラインとしてその2週間分の銭湯代はもちろん、銭湯へ行くまでの交通費、また迷惑料として幾分かの値引きというのはあってしかるべきです。
リフォーム会社がこのラインの保障に応じないようであれば、住宅リフォーム・紛争処理支援センターに相談してもいいかと案件だと思います。
関連記事:お風呂のリフォーム保証期間は何年?リフォームメーカーで違う保証を解説
近隣トラブル
リフォーム会社に原因があり、近隣トラブルになるケースもあります。
これが起こった場合、一番大切なことはリフォーム会社が起こしたトラブルだからとリフォーム会社に任せるのではなく、依頼者であるお客さん自身がトラブルとなった近隣の方にしっかりとお話することにあります。
その尻拭いを何故しなければいけないのかという話は当然ありますが、リフォーム会社からすれば一時的にクレームを受けたに過ぎないのが近隣トラブルです。
でも、お客さんはその家にこのあと何十年と住み、近隣の方とはずっと関係性が続きます。ですから、近隣トラブルは業者任せにせず自身が動くことが重要です。
関連記事:お風呂リフォーム時に行う事前挨拶は業者まかせではいけません
トラブルを起こさないために、わざと面倒くさい客を演じるということを稀に聞きますが、これはあまりお薦めしません。なぜなら、本当に優良なリフォーム会社を逃してしまうからです。
当然ながら非常に話が細かく、ちょっとしたことでも重箱の隅を突くように要望やクレームを言ってくるお客さんというのは非常に気を遣います。
「ミスをすれば何を言われるかわからない」ということで、どんな営業担当も職人も非常に慎重になるのは確かです。
ただ、だからといって何も言わない方がいいという話でもありません。お客さんからの主張がないとリフォーム会社もどういったことを望んでいるのか分かりません。
ここはこうして欲しい、これには気をつけて欲しい、うちはこういう状況だからこうして欲しいなど、望んでいることをしっかりと主張することは非常に大事です。
次にトラブルとして多いのが、予定していなかった追加料金の発生に関することです。
この追加料金トラブルというのは、主に『既存のお風呂を解体したら、今まで見えてなかった部分の補修が必要ということが判明した』というものです。
急にリフォーム業者から、「解体してみたら補修を絶対にしなければいけない状況だったので、追加で15万円ください」と言われた時に、そんなことは聞いていない、予算はもうないという話になるのは当然のことです。
しかし、この解体してみて初めて状況が分かるというのは、お風呂リフォームではよくある話であり100%避けることはできません。
『もしこうしたことが起こった場合どれだけのお金が掛かるか』という話を契約時にリフォーム会社としておくことです。
トラブルになるのは、こう言った話を事前にしていないからに他なりません。
優良なリフォーム会社であれば、外から見た状況で中の見えていない部分の予測をある程度しています。
ですので、見積もりの段階で「恐らくこういう状況になっていると思うので、こういった費用が掛かると思います」という話が出てくることもあります。
しかし全てのリフォーム会社がそうではありませんし、予測ができていても「そうだったら後で請求すればいい」と考えている業者も多いです。
お風呂のリフォームでトラブルが起こった時に契約書はとても重要なものです。
しかし詳細な契約書を用意していないリフォーム会社も多く、トラブルを避ける為にも契約時には細かい確認が必要です。
リフォーム箇所の詳細
リフォーム工事が始まってからで、一番トラブルが多いのは工事内容の認識違いです。
リフォーム業者が悪徳かどうかに関わらず、業者とお客さんの間で「言った言わない」というトラブルはよく起こります。
契約書に細かな工事内容を書く事はできませんので、覚書を作って工事内容の確認をお互いがする事が大切です。
リフォーム業者からは「現状より浴室のドアが大きくなるので、脱衣場の壁の一部を壊すので、補修して綺麗に仕上げします」という説明を受け、これを聞いたお客さん側は脱衣場のクロスも張り替えてくれると思いました。
しかし、工事が終わって脱衣場を見てみるとクロスは以前のまま。
確かに大きくなったドアの縁は綺麗に仕上がっていますが、クロスを張り替えてくれると思っていたお客さんとしては納得がいきません。
業者はクロスを張り替えるとは一言も言っていませんし、契約書にもその事は書いていません。
非は勝手に思い込んだお客さん側にあると思われがちですが、工事内容の分かりにくい契約書を用意した業者側にも責任はあります。
しかし、こういった事態に陥った場合には契約書に書かれていない工事をする義務は業者側にありませんので、お客さん側は不利な状況になってしまいます。
リフォーム工事の打ち合わせ段階で、細かなことを業者側はメモに残していきます。
必ず書面で書き残す
クロスの色や手すりの位置、工事の開始時間や工事中に気をつけること(近隣への配慮)など。
一番いい形は複写になっている用紙に打ち合わせ内容を書き込んでいき、業者とお客さんの双方が持っている状態です。
しかし、残念ながらそこまでしれくれる業者はほとんどおらず、打ち合わせ内容を契約書に落とし込む業者さえあまり存在しません。
「言ったから大丈夫だろう」「プロだからちゃんとしてくれるだろう」と思うのは危険です。
必ず細かな覚書を作り、契約書の備考欄に「詳細は覚書による」という一文を加えてもらいましょう。これを業者が渋るようでしたら、その契約は考え直したほうがいいかもしれません。
お風呂リフォームのトラブル解決には話し合いが不可欠
トラブルになったときに「責任を負え」「何とかしろ」の一点張りでは先に進むことが進みません。
もしこういった工事の詳細をしっかり確認していたにも関わらず、違う仕様でリフォーム会社が仕上げたのであれば、そこはしっかりと主張して希望した通りの内容に変更してもらうべきです。
リフォーム会社の対応にもよりますが、多くの場合『言った言わない』の世界になってしまうので、解決しないままトラブルだけが大きくなってしまう場合もあります。
ですので、契約時にはしっかりと内容を確認し、仕様などはお互いが確認できる書面で残すということが非常に重要です。
お風呂リフォームでトラブルが起こった時に最も大切なのは、工事を請け負っているリフォーム会社とトラブルをどう解決していくかという話し合いを持つことです。
また、この話し合いの中でお互いの妥協点を見つけることも非常に大事と言えます。
お風呂リフォームに限らずですが、リフォームでの本当のトラブルというのは
このような場合の話し合いは、
という説明を聞き、こちらの要望をリフォーム会社に伝えることが重要ということです。
トラブルになるケースというのは多々あるのですが、完全にリフォーム会社のミスで工事に支障を来しているという場合、どうして工事を依頼した側が話し合いの席に着かなければならないのか、また譲歩しなければいけないのかという疑問もあるかと思います。
ですが、トラブルになったときに「責任を負え」「何とかしろ」の一点張りでは先に進むことが進みません。
どういった形で最後までお風呂リフォームをやりきるかということを、建設的に考えることがトラブル解決への一番の近道なのです。
不測の事態をどれだけ予測できるかでリフォーム業者のレベルが決まると言っても過言ではありません。
リフォーム工事に不測の自体は付きものです。
しかし、どれだけ経験豊かなリフォーム業者でも予測できない事態は起こるので、起こった時にどのように対応するかを契約書に明記してもらうことは非常に重要です。
最低でも下記の項目は明記してもらいましょう。
お客さんが常に家にいるならまだスムーズなのですが、業者だけで工事をすることも多くあります。
トラブルが起こった場合でも、特に費用が掛からないなら問題はないのですが、どうしても費用が掛かるケースの場合、お客さんの承諾なく工事を進める事はできません。
工事の手が止まると工期が伸びて、最悪のケースだとユニットバスの納品日に設置できない可能性もあります。
あまり細かな事で職人をお客さんの許可待ちにする事は得策ではありません。予めどれくらいのレベルのトラブルだと中断して話し合いをするかを決めておくべきです。
〇〇万円以上の費用負担がある場合など、金額ベースで決めてもいいと思います。
中断した場合の費用負担を決めておき、大切なのは誰と話をするのか明確にしておくことです。
ご家族の中でおじいちゃん、おばあちゃんの判断でもいいのか、世帯主と話をしないといけないのか、はたまた家族全員が集まる場を作らなければいけないのか。ここが曖昧だと業者も困ります。
また、もし悪徳な業者なら判断のつかない人を捕まえて了承させ、「話をして了解を得ました」という抜け道を与える事にもなります。
お風呂リフォームでは、浴室を解体した時に周辺の柱が腐っていたりシロアリが発生していたりというのがよく起こる事案です。
それを見越して補修費を組み込んであったり、シロアリ業者を解体に合わせて手配したりといった配慮をしてくれる業者もあります。どちらにしても、きちんと決めておくことをお勧めします。
関連記事:プロが教えるお風呂のシロアリ対策
長引いた時の取り決め
工事による不測の事態とは別に、工期が延びる場合もあります。メーカーの配送不備、職場の都合やご不幸などお客さん側の事情、地震などの災害、近隣トラブルなど、様々なことが考えられます。
ケースとしては稀ですが、起こってしまった時にはトラブルになりやすいので、取り決めはしておいた方がいいでしょう。
メーカーの配送不備など、業者側の事情であれば金銭的な事は心配ないでしょう。しかし、お客さん側の都合で工期を伸ばす場合には追加の料金は発生する可能性が高いです。
こういう時に足元を見てくるような業者は少ないとは思いますが、事前に何らかの基準は設けておいた方が安心です。
目安としては、日程をキャンセルして別日に工程を移した場合、予定していた職人の人数×5000円~10000円くらいのキャンセル料が妥当でしょう。
現場監督のキャンセル料はなくていいと思います。
職人さんは難しい場合も多いですが、現場監督は急にスケジュールが空いても、仕事の調節はできるからです。
また、工期が延びる場合に一番厄介なのはユニットバスの納品です。基本的にユニットバスは納品日が決まると、変更する事は出来ません。
メーカーで保管してもらうと、倉庫保管料が掛かる場合もあるので、業者側で保管が可能かなども確認しておいた方がよいでしょう。
業者側の都合で工期が延びる場合には、完工までの間の銭湯代も負担してもらうように予め言っておいた方がいいです。
ユニットバスの組み立ては専門の業者が行うので、納品日に組み立てが出来ない場合、次の組み立ては一ヶ月後という事もあり得ます。
関連記事:お風呂・浴室リフォームは5日間!スケジュールと工事内容・工程表の詳細
金額と支払い条件
契約書の金額ですが、大きく見える部分が税抜きで表示し、税込価格は隅に表示している場合もあります。見積もり金額はきちんと確認して下さい。
また、支払い条件がどうなっているかも確認が必要です。信販会社のリフォームローンであれば、支払いは必ず完工後でありますが、現金支払いの場合は注意して下さい。
金額にもよりますが、基本的には契約金額の半分を着工前に支払い、もう半分を完工後に支払うというのが一般的です。
着工前に全額などになっている場合、その業者との契約は考え直した方がよいでしょう。支払いだけさせて工事に来ない可能性もあります。
関連記事:プロが解説!風呂リフォーム保証期間の話
念入りに確認をするべき
契約書というものを用意していないリフォーム業者もまだまだ存在しますが、それらが全てダメな業者や悪徳な業者というわけではありません。むしろ悪徳業者ほどしっかりとした契約書を作って逃げ道を確保しているものです。
基本的にリフォームはクーリングオフの対象にはなりません。飛び込みの訪問によってその場で契約した場合や、業者が自主的にクーリングオフ制度を採用している場合は制度を利用できますが、そのようなケースは非常に希です。
契約書に印鑑を押した時点で契約は成立します。本当にその業者にリフォーム工事を依頼して大丈夫か、しっかりと契約書をチェックして下さい。
リフォーム会社の方と会って決めることも大切
ということは、お風呂リフォームで大きなトラブルを起こさない為には、何か問題が起こったときに誠心誠意の対応をしてくれる業者を選ぶことが重要ということになります。
では、どういうリフォーム会社なら誠心誠意の対応をしてくれるのでしょうか?
これは非常に難しいではありますが、結局は営業担当やプランナー、現場監督、職人といったその会社の人材を見て信頼できるかどうかを総合的に判断するという事になります。
必ず相見積もりを取って色々なリフォーム会社の人と会って判断した方が良いということなのです。
リフォームは相見積もりが必須とよく言いますが、相見積もりには価格以外にも確認するべき重要なポイントがあるということです。
近所で評判のリフォーム会社や、比較見積もりサイトで実績の高いリフォーム会社が近所にあったとしても、必ず相見積もりは取ってください。
現場調査に来る現場監督や職人の態度に受け答え、見積もりを持ってくる営業担当の姿勢などをしっかりと確認しましょう。
極端に安い見積もりに注意
ただし、「プランナーや営業担当は良い人だったのに職人は雑な人ばかり…」ということもありますので、特に相場より安い見積もりには注意して下さい。
経費を抑えるために良くない職人を連れてきている場合もあるからです。これは、現場調査に来る人間がダメなら勿論ながら職人もダメという話です。
何度も言いますが、絶対にミスのない業者というのはありません。
ミスが起こった時にトラブルとならない業者探しはまずは大切ですし、トラブルをどう防止するか、トラブルが起こった時にどう対処するかが重要です。
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リフォーム事例から探す場合
公式サイトでやりたいリフォームの箇所を選ぶことができます。ここでは、浴室を選びました。すると、「浴室・風呂リフォームの費用相場は100~120万円が中心価格帯になります。」という記載があり、リフォームの全体的な相場を見ることができます。
わかりやすいビフォーアフターもたくさん掲載されているので、どれくらいの価格帯で何日間工事にかかったのかもわかります。さらに、「似たような事例」も同じページで紹介されるので、似たような価格帯の中で様々なお風呂を見ることも可能です。
保証もあるので安心
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