お風呂リフォーム時に行う事前挨拶は業者まかせではいけません
お風呂のリフォームをする際、大きな音が出たり頻繁に車の出入りがあったりしますので、ご近所への事前挨拶は必須です。
最近はリフォーム業者が代行してくれるケースが多いですが、これは業者が「自社の宣伝をしたい」という思惑があるからです。
トラブルを避けたいのはリフォーム業者としても同じなので、基本的にはきちんと事前挨拶をしてくれますが、どのようにご近所を回るのかは確認しておいた方がいいでしょう。
事前挨拶を業者に任せる時に気をつけるべき3つのこと
ご近所への挨拶回りは大変なことも事実。業者に近隣の挨拶を完全にお願いするなら、下記のことには注意しましょう。
@近隣に要注意の家があるなら必ず伝える
まず、近隣に要注意な家がある場合は必ずリフォーム業者に伝えましょう。予備知識のないままに業者が訪問すると、それがトラブルの火種になる事もあります。
また、業者は営業的に感触の良かった家には販促品を多めに渡したり、他の家とは違う良い品物を渡したりする場合もあります。
貰えるものの数にうるさいような人がいれば、ここからトラブルになる事もあるので、業者には注意を促して下さい。
A販促品とお知らせの内容を確認する
販促品とお知らせの内容を確認しておくことも重要です。業者によっては「〇〇さんからです」とお客さんからのプレゼントだとして渡すところもあります。これは少しでも家主からの誠意である事をアピールするためです。
また、そうとは業者が言わずとも「〇〇さんからだ」と思い込む人もいます。近隣の方から「この前は△△をいただいて、ありがとうございました」と言われても、こちらが何を渡していたのか知らなければ、話が噛み合わずに心象を悪くする可能性があります。
トラブルを避ける為の行為で、トラブルの原因を作ってしまってはいけません。また、お知らせの内容も確認しておきましょう。
何を業者が近隣に伝えているのかを知っておかないと、近隣の人に「お知らせが入っていたけど、ここの内容はどういう意味?」などの質問を受けた時に、対処ができません。
また稀なケースではありますが、自社の広告を全面に押し出したものもあり、配らない方がマシなものもあります。
Bトラブルがあった際には必ず報告するように伝える

近隣からのクレーム、何かトラブルが起こった際には必ず報告するように業者に伝えましょう。
業者と近隣の方とで話をして、解決すればそれで大丈夫と思っている業者も少なくありません。
事前挨拶のお知らせで、工事に関する苦情受付はリフォーム業者となっています。近隣の方は何かあればリフォーム業者に苦情を言い、そこで解決すれば家主にまでその情報がいかない時があるのです。
お知らせに載せているのが会社の電話番号だった場合、営業担当や現場監督といった現場の人間に言わないケースもあります。
近所の方が工事に関する苦情を言って来ているのに、家主がそれを知らないというのは非常にまずいですが、それにピンと来ない業者も最近では多く存在します。
まず、近年ではリフォーム工事による近隣トラブルは減っています。これはリフォームというものが浸透して来て「そういった工事はどの家でもあるものでお互い様」という認識が広まっているからだと思います。
事前挨拶さえ行っていれば、近隣トラブルというものはまず起こらなくなって来ました。そのため、最近は近隣トラブルに遭った事がないリフォーム業者も珍しくありません。
トラブルがないに越したことはないのですが、トラブルになってしまった時の正しい対処法が身についていない担当者も多いのです。また、近年は近所付き合いが希薄であり、そう言った環境で育って来た人達がリフォームの業界で活躍するようになってきました。
近所付き合いというものが、どういったことかというのをよくわからない人も多く、リフォーム工事に対する苦情が会社に来た事を、なぜ家主に伝えないといけないかという事がわからない人達もいるのです。
業者と一緒に挨拶に回ることをおすすめします

事前挨拶で一番いいのは業者の方と家主が挨拶に訪れることです。
リフォームをする上で、近隣への事前挨拶は極めて重要です。人は突然のことには過度なストレスを覚えます。しかし、事前に起こることがわかっていれば嫌な事も寛容になるそうです。
業者は事前挨拶用の販促品(タオルなど)を用意している事が多く、手ぶらで回るより何かプレゼントがあった方が良いので、業者と一緒に回ることも視野に入れておきましょう。
実際、「工事期間中はご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いします」という事を業者が言うよりも、家主が直接言った方が効果は大きいです。
トラブルを避ける為に誠意を見せることが事前挨拶の意図するところですので、業者が行うのは厳密に言えば筋が違います。業者が来た時に「筋が違う」と起こる方はいませんが、やはり自分で回った方が誠意は伝わるというものです。
特に日頃からご近所付き合いがあるのであれば、自分で挨拶周りをしないと、変に思われることもあります。
業者だけではダメ??業者の行う事前挨拶は宣伝も兼ねている
最近はリフォーム業者が近隣への事前挨拶を代行してくれるケースが多く、お客さん側としては助かる話ですが、業者側に「自社の宣伝をしたい」という思惑がある事を忘れてはいけません。
稀なケースではありますが、トラブルを避けるために行った事前挨拶が、業者の売り込みによってトラブルになってしまうということもあります。
リフォーム業者からすれば、工事中だけのことでありますが、そこに住んでいる人間には一生に関わることにもなります。
業者は会えるまで何度も訪問はしない
また業者が行う事前挨拶で、不在だった家に何度も訪問したりはしません。不在だった場合は、ポストへお知らせを入れて完了とする業者がほとんどです。
お知らせをその家の人がきちんと見てくれて入ればまだ良いですが、そうでないケースもあるので、注意が必要です。
リフォーム業者は近隣挨拶にそこまで時間をとりません。最低でも、どこの家が不在で挨拶できていないかというのは聞いておいた方がいいでしょう。
業者は「この日のこの時間帯に周辺を回る」というスケジュールの立て方をするので、その時に誰にも会わない可能性だってあります。そんな場合に、別日でもう一度近隣を回るという事はほとんどありません。
近隣は今後にも影響する
近所の人がよく見知った間柄だったとしても、おろそかにしてはいけません。リフォーム工事は一度きりではなく、お風呂のリフォームが終われば次はキッチンやトイレなど、期間を置いて何度かリフォームするケースはあります。
今後のリフォームを行いやすくするためにも、近隣とのトラブルは避けたいところです。そのためにも、業者さんとのコミュニケーションを密にしておくことをおすすめします。
リフォームは実際、トラブルも多い業界です。お風呂のリフォームに関わるトラブルを事前に把握しておくこともおすすめします。
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