リフォーム業者が教えてくれないユニットバスの「天井」「狭さ」など4つの注意点

リフォーム業者が教えてくれないユニットバス4つの注意点

 

タイル張りのお風呂からユニットバスにリフォームするときには、事前に説明しておくべき注意点がいくつかあります。しかし、リフォーム業者はそれを説明しない事が多いように思います。

 

これは「説明すると不都合がある」という悪意めいたことではなく、業界として当たり前になり過ぎていて、ついつい忘れてしまうというものです。

 

しかし、自分の思い描いていたものと出来上がったユニットバスが違ったならお風呂リフォームは失敗です。思わぬ落とし穴に引っかからないよう、ここではリフォーム業者が説明を抜かしてしまいがちな注意点を4つご紹介します。

 


浴室は必ず少し狭くなる

浴室が狭くなる理由

<浴室が狭くなるイメージ事例>

 

ユニットバスは今ある浴室の壁より内側にもう一つ壁を作って設置しますので、必ず浴室は狭くなります。どれくらい狭くなるかはリフォーム前の浴室の広さによって変わりますが、リフォーム前の浴室と設置するユニットバスのサイズが殆ど一致していても、たて寸法もよこ寸法も10センチ前後は浴室が狭くなると思って下さい。

 

浴室が狭くなるのはユニットバスの壁の厚みと、今ある浴室の壁と組み立てるユニットバスの壁との間に、ある程度の隙間が必要になるからです。ユニットバスによって違いはありますが、ユニットバスの壁の厚みは大体2.5cm前後、設置の際に必要な隙間は1.5cm前後、左右で合わせて10cm前後はどうしても浴室が狭くなってしまいます。

 

また、メーカーのカタログやリフォーム業者の見積もりに載っているユニットバスのサイズは浴室の内寸であるという事にも注意が必要です。

 

ユニットバスは1616や1216といった数字でサイズ表記されており、これはたて寸法とよこ寸法を表したものになります。例えば、1216の場合はたて寸法が1.2m(1200mm)よこ寸法が1.6m(1600mm)のユニットバスという感じです。しかし、このサイズはユニットバスの内寸であるため「お客様のお風呂には1216サイズのユニットバスが設置できます」と言われても、リフォーム前の浴室のサイズが1.2m×1.6mというわけではありません。

 

1216のユニットバスが設置できるなら、最低でも1.3m×1.7m前後の広さがリフォーム前の浴室にはあるということになります。

 

狭くなる話をしてくれるかどうかはリフォーム業者によって異なる

 

笑顔で説明する業者のイラスト

1.3m×1.7m前後の広さの浴室に1216のユニットバスを設置する場合、浴室が狭くなりますという話はまずしません。これは「狭くなると言ったらリフォームしてくれないのでは…」というようなマイナスの思考ではなく、リフォーム業者の感覚では「ぴったりサイズ!良かったですね!」という感覚だからです。

 

むしろ「ぴったりサイズなので、お風呂は狭くならなくて済みますよ!」という話をするかもしれません。なぜなら、リフォーム業者はもっと狭くなる案件を知っているからです。

 

タイル張りのお風呂は自由が利くため浴室のサイズは様々ですが、ユニットバスは規格品なので自由が利きません。1216のサイズの次は1616。極端に言えば、リフォーム前の浴室サイズが1.5m×1.7mだった場合は1216のユニットバスしか設置できず(最近は1316というサイズのユニットバスもありますが)、たて寸法かよこ寸法のどちらかが30cmも狭くなるケースだってあるのです。

 

浴室は狭くなっても浴槽が広くなるケースも多いため「浴室は狭くなる」という話が出てこないという側面もあるでしょう。たて寸法とよこ寸法が10cm程度狭くなるのは、タイル張りのお風呂からユニットバスへリフォームする時には必ず起こる事象であり、リフォーム業者は話をしないケースが多いです。

 

それ以上狭くなる場合は相談があるでしょうが、どれくらいから話をするかはリフォーム業者の感覚次第です。

 

天井はかなり低くなる

 

たて寸法とよこ寸法以上に狭くなるのが「高さ」です。タイル張りのお風呂からユニットバスへリフォームした場合、天井はかなり低くなります。

 

タイル張りのお風呂の床から天井までの高さは通常2.5m程度ですが、ユニットバスの天井高は2.1m前後が一般的です。これはユニットバスがバリアフリーである事と、換気扇が天井に付くためです。

 

浴室バリアフリー

<浴室バリアフリーイメージ画像>

 

まずタイル張りのお風呂の天井高ですが、一般的な戸建て住宅では部屋の天井高は2.4mであり、浴室の天井高も部屋と同じ位置であることが多いです。しかし、タイル張りのお風呂は脱衣場に水が漏れないように脱衣場より10cm程度、浴室の床が低く作られています。

 

ですので、タイル張りの浴室の床から天井までの高さは2.5m程度というのが一般的です。

 

現在のユニットバスは殆どがバリアフリー対応で、扉の技術の進化によって段差がなくても水が脱衣場に漏れる事はなくなりました(扉は閉めておく必要があります)。

 

段差がなくなり、脱衣場より10p下がっていた床が脱衣場と同じ高さになるのですから、必然的に天井高は10p低くなります。

 

換気扇はあってもなくても天井は低くなる

 

リフォーム

<浴室天井換気扇:参考画像>

 

現在のユニットバスは換気扇が設置されていることが殆どです。この換気扇の設置分だけユニットバスの天井は低くなっています。換気扇の設置に必要な高さは30p程度ですので、床の分とトータルで40p程度、ユニットバスの天井はリフォーム前の浴室より低くなるのです。

 

仮に換気扇をつけない仕様に変更したとしても、天井を高くすることはできません。ユニットバスは規格品であり、周りを囲む壁の高さが決まっているため、天井の高さは換気扇があってもなくても一定です。オプションで天井を高く出来るユニットバスもありますが、商品は限られています。

 

そして、リフォーム業者はユニットバスにすると天井が低くなるという話はまずしません。おそらく「バリアフリーになるのだから当然」という感覚がどこかにあるからだと思います。

 

天井の高さは気にならないという方も多いのですが、背が高い方が家族にいたりすると心配されることがあります。タイル張りのお風呂からユニットバスへリフォームする際には、「浴室は必ず狭くなる」という事は覚えておいた方が良いでしょう。

 

窓は新しくならない

浴室リフォーム古い窓はそのまま

<リフォームしても古い窓はそのままのイメージ画像>

 

リフォーム前の浴室に設置されている窓は、基本的にはそのまま使用します。ユニットバスに窓は付属していないからです。

 

実際の工事では今ある窓のサイズを図り、組立の際に壁に穴あけ加工を施して窓まわりを仕上げます。もし窓も新しくしたいなら、ユニットバスの設置前に窓交換の工事をしておく必要があります。

 

ユニットバス設置後の窓交換も不可能ではありませんが、設置前の方が取り替えは容易であり、解体工事などと一緒に行うので料金も安いです。

 

ユニットバスへのリフォームを頼んだからといって、窓の交換はセットではありませんので、注意してください。

 

追い焚きは給湯器の機能

追い焚きは給湯器の機能

 

ユニットバスの部品の中に「追い焚き」という言葉が出てくるので勘違いされやすいのですが、お風呂の追い焚き機能は給湯器の機能です。お風呂をどれだけリフォームしても、使用する給湯器が変わらなければ追い焚き機能は追加されません。

 

給湯器を一緒に交換される場合も、追い焚き機能付きの給湯器を購入しない限り追い焚き機能は付きませんので注意してください。湯はり機能なども同じです。

 

ユニットバスの部品名に出てくる「追い焚き」というのは、基本的に「追い焚き機能付きの給湯器に対応した部品」という意味です。

とはいえ「タイル張りのお風呂はお勧めできない」

ユニットバスへのリフォームには多くの注意点があります。しかし、だからと言ってタイル張りのお風呂の方がいいかと言うと、決してそうではありません。ユニットバスは機能面でも、家を守るといった視点からも、タイル張りのお風呂よりも優れています

 

業界の常識を世間の常識と思ってしまうことは良くありませんが、大きなクレームにもならない部分なので、業界全体で改善という方向に向かないのも事実であります。しかし些細な事かもしれませんが、イメージと仕上がりが違うとリフォームの満足は確実に下がります。

 

こういう部分も認識した上で、お風呂のリフォームを計画してみて下さい。

 
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リフォーム例

 

同じメーカーのユニットバスを取り付けるわけですが、施工業者によって料金がバラバラです。しかし、安ければよいというわけでもありません。「リショップナビ」では過去の実績や保証内容など、様々な審査項目をクリアしたリフォーム会社のみ厳選されているので安心してまかせることができます。

 

一戸建て、築20年のお家の浴室リフォームをした事例

 

リフォーム例

 

タイル張りのお風呂から、ユニットバス(TOTOサザナ)にリフォームをしています。リショップナビで62万円で施工され、4日間で完成されたのだそうです。

 

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