プロが厳選!お風呂のリフォーム失敗しないための5つの注意点

プロが厳選!お風呂のリフォーム失敗しないための5つの注意点

失敗しない

 

 

元業界人として私の知識をもとに、リフォームの注意点をまとめました。


 

お風呂リフォームを失敗しない為のコツをプロの視点から解説します。とにかく、リフォームは頻繁にするものではないので、失敗はしたくないものです。

 

こちらの記事はリフォームの注意点をまとめています。見積もりや料金についての注意点はこちらの記事へどうぞ>>

 

 

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タイミングや時期を外さない

 

いつリフォームをはじめたらいいんだろう。

 

お風呂リフォームの最適なタイミングは、「そろそろお風呂もリフォームしないとなぁ」と思った時です。

 

これがリフォームの必要性を感じており、目に見えて使用が困難になってきているというサインなのです。

 

使用が困難になる要因は様々ありますが、「高齢になってきたので段差が辛い」などの身体的要因であれば、すぐにリフォームを検討した方が良いでしょう。

 

何か事故があってからでは遅いからです。耐久年数でみた場合の最適なタイミングは「タイル張りのお風呂(在来工法)は15年」「ユニットバスは25年」程度になります。

 

また「何月にお風呂のリフォームを行うのがベストでしょうか?」と聞かれることも多いのですが、9月10月くらいに行うのがベストでしょう。

 

これからお風呂のリフォームをお考えの方は、まずはこちらのページでリフォームの知識をつけておくことをおすすめします。トップページ>>

キッチンリフォームと同時にしない

お風呂とキッチンを一緒にリフォームする事はお勧めしません。同じメーカーのユニットバスとキッチンの両方が希望に則したものとは限らないからです。

 

別々のメーカーの複数の商品を同時に選んでいくのはかなりな労力であり、最終的には選ぶのに疲れて満足のいくリフォームにならない、という事も多いのです。

 

ただ、お風呂を大きくするなど間取りを変更する場合は、キッチンも一緒にリフォームすることをお勧めします。その方が間取り変更に自由が効きますので、最終的に満足のいくリフォームになるからです。

 

「キッチンも一緒にリフォームしませんか?」と営業を掛けてくる業者は多いのは、個別でするよりもセットでした方が工事費を安くする事ができ、メーカーもユニットバスと同じメーカーで揃えた方が商品代も抑える事ができるからです。

 

リフォーム後の満足度は低くなる可能性があるというのは忘れてはいけません。

 

お風呂のリフォームと一緒にキッチンのリフォームをおすすめしない理由>>

洗面脱衣場のリフォームは一緒にやる

少し大掛かりなリフォームになりますが、家族の人数が多い場合や、女の子がいるご家庭は洗面所と脱衣所を別にするというリフォームが行われることもあります。

 

脱衣場のリフォームは、お風呂リフォームと一緒に行った方がいいでしょう。タイル張りのお風呂からユニットバスへリフォームするなら、特に一緒に行うべきです。その理由は「洗面脱衣場とお風呂との壁を壊す場合が多い」からです。

 

壁を壊すとクロスの張替えが必要になります。洗面脱衣場の多くはクッションフロアという素材で出来ており、これの張替えはクロスと同じ職人さんが行うので、単体で頼むよりも非常に安く張り替えることができます。

 

お風呂のリフォームと洗面脱衣場は一緒にやるのがおすすめ>>

給湯器を替える必要はない

 

お風呂のリフォームをする場合、ガス給湯器にしてもエコキュートにしても給湯器の交換は絶対ではありません。給湯器の耐久年数が近いのであれば一緒にした方がいいでしょうが、まだまだ使えるものを無理に交換する必要はないのです。

 

お風呂のリフォームをした後でも給湯器の交換工事は簡単に行えます。ただし、浴槽への配管だけはお風呂のリフォーム中に新しいものに変更した方が良いでしょう。また、新しいお風呂に古い浴室リモコンが取り付く事にも注意が必要です。

 

ただし、バランス釜などの風呂釜はユニットバスには対応していないので、これは必ず取り替える必要があります。

 

お風呂リフォームは給湯器もセットで交換しなくてもよい>>

タイル張りのお風呂よりもユニットバスがおすすめ

ユニットバスVSタイル張り風呂

 

ユニットバスのメリット

  • 多機能
  • 家を傷めない
  • 工事期間が短い
  • 工事費用が安い
  • 手がける職人さんが多い

 

タイル張り風呂のメリット

  • デザイン性が高い
  • 広いお風呂でも対応できる

 

ユニットバスはこのほかにも、タイル張りのお風呂よりも掃除が楽になったり、様々なオプションを楽しめたり、シロアリの被害が少ないなど多くのメリットがあります。

 

どちらににしようか迷う程度にしかタイル張りのお風呂に惹かれていないならユニットバスを選んだ方がいいでしょう。

 

ただ、ユニットバスは基本的に規格品であり最大サイズは大体ですが2.5m四方くらいになるので、それ以上のものになるとタイル張りのお風呂にせざるを得ません。

 

お風呂のリフォームはユニットバスがおすすめ!タイル張りと比較

ユニットバスの「天井の高さ」「狭さ」など4つの注意点

 

浴室が狭くなる理由

<浴室が狭くなるイメージ事例>

 

リフォーム業界では常識でも、一般の方は知らないということがよくあります。一般の方はリフォーム側から説明がない限り、知りえない情報もあるということです。

 

特に、タイル張りのお風呂からユニットバスに変更する方は、ショールームへ見学に行った時や、見積もりの時に分からないことを丁寧に説明してくれるリフォーム業者を選ぶようにしましょう。

 

ユニットバスの「天井の高さ」「狭さ」など4つの注意点をチェックしておくこと

ユニットバスの設置ができない場合も

 

風呂リフォーム,注意点

 

リフォーム業者が「現在の浴室より極端に狭くなる」という理由で、「ユニットバスはやめておいたほうがいい」と言われるケースがあります。

 

現場調査に来たリフォーム業者が「設置できない」と回答した場合、最小サイズのユニットバスの存在を知らない、または取り扱いがないことが考えられます。

 

それぞれ事情は異なりますが、一社に設置できないと言われても諦めてはいけません。なぜなら、他のリフォーム業者なら問題なく設置できる場合もあるからです。

 

お風呂のリフォームでサイズが合わない!ユニットバスが設置できない場合

 

番外編:管理人がおすすめするお風呂のオプション

 

プロの立場としても損得勘定抜きでおすすめするのは、スライドハンガー・浴槽内手すり・浴室断熱・浴室暖房乾燥の4つです。

 

この4つは間違いなく「つけておくべき」オプションです。「◯◯さんの言う通り付けておけば良かったわ~」という声を散々聞いてきたからこそおすすめします。詳しい内容はこちらからどうぞ。

 

お風呂の手すり必要?リフォームでつけておくべきオプション4選